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[作り方]
1.パイン集成材を寸法にカット
2.脚の部材にフィンガージョイントや溝きりの加工を施す
3.ビスを打った後ダボで化粧をする
4.天板にアクリルを載せる段加工をする
5.天板と脚は雇いざねに加工し、接合する
6.水性ニスを塗布


[こだわり]
「人に優しく、ずっと愛される」をコンセプトにテーブルを製作しました。
「人に優しく」という面では、「寸法」にこだわって作りました。テーブルで本を読みたいとき、またテーブルで勉強したいとき、なんとなく違和感があると読みにくかったり、書きにくかったり集中できないことがあります。これでは使う人に優しくありません。人間はほんの少しの寸法の違いを感じ取ることができます。そこで、人体の様々な部位の寸法を文献から調査しました。本当に使いやすい高さを求めて検討を重ね、フロアからテーブルの天板までの寸法を400㎜としました。床に座っても、座椅子に使っても使いやすい高さになっています。
 中段には雑誌を収納したり大好きなアクセサリをディスプレイしたり、こどもが描いた絵を飾ったり、天板のアクリルごしに見える景色はひとつの絵画のように、使う人の心を楽しませてくれます。壁に画鋲や金物を取り付けることのできない賃貸物件では、ここが家族のショーケースとして愛される空間になるはずです。
 「ずっと愛される」ためには美しさや用途を満たすだけでなく、強度の確保が必要となります。そこで、部材の点数を少なくし、ひとつひとつの部材を大きくしました。またあえて単純な接合方法を採用しました。
左右の幅広の脚は荷重を負担してくれます。こうすることでテーブルの長手方向に補強材などの部材を省くことができます。テーブルの下にうまれた空間に足を納めれば、体とテーブルとの距離がぐっと近くなります。股とテーブルが接触しまうこともありません。また接合部にはフィンガージョイントを採用しています。こうして接合された幅広の脚は繊細な印象のあるテーブルのアクセントとなり、安心感を与えてくれるものになるでしょう。
 余分な部材、余分な装飾を省き飽きのこないデザインにしたことも「人に優しい、愛される」ポイントだと思います。時間の流れと共に、きっとたくさんの思い出が、またひとつまたひとつと積み重なり、ずっと愛されるテーブルになっていくことでしょう。

投稿者

ひでなが

作品名

見せるスクエアテーブル

制作時間

約400分

材料

・パイン集成材
・アクリル板
・ルーター
・かんな
・やすり
・インパクトドライバー
・ビス
・ボンド
・のこぎり
・さしがね
・はたがね

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